商品名、キーワードで検索
商品名、キーワードで検索
気温が上がり、薄手の服装を選ぶ日も増えてきました。
それと同時に「すっきり見せたい」「夏に向けてダイエットしたい」と、体への意識が高まる季節でもあります。そんな時は、まず食生活の見直しが欠かせません。
中でも、「糖質」と「脂質」は、ダイエットにおいてつい“悪者”扱いされがちな存在です。でも実はどちらも私たちの体にとって必要不可欠な、大切な栄養素。
摂り方を間違えなければ、むしろ美しさや巡りの土台を支えてくれる“味方”にもなり得るのです。
糖質・脂質＝敵じゃない。“賢く選ぶ”が正解です
「糖質」はご飯、パン、麺類、芋類などに多く含まれ、私たちが生きていく上で欠かせないエネルギー源。
脳や筋肉を動かすためには必要不可欠な栄養素です。一方で、摂りすぎてしまうと、エネルギーとして使い切れなかった分が脂肪となって蓄積されることも事実。
さらに余分な糖質は脂肪の燃焼も妨げるため、「溜め込みやすく、燃えにくい」状態を生み出してしまいます。
「脂質」はいわゆる油のこと。ですが、1gあたりのカロリーが高く、摂取量には注意が必要。
たとえば大さじ一杯（12g）の油だけでも約110kcalと、少しのつもりで意外と摂りすぎていることも。
実際、日本人女性の46.4%は脂質を摂りすぎているとの調査結果もあります。
（令和5年 国民健康・栄養調査より）
とはいえ、どちらの栄養素も「ゼロにすればいい」というわけではありません。
糖質はエネルギー源として、脂質は細胞膜やホルモンの材料として、体の機能を整えるうえで欠かせない栄養素です。特に、魚の油や亜麻仁油などのオメガ３系オイルは、肌の潤いやホルモンバランスの維持にも役立つ“良質な脂”。
不足することで、肌荒れ・気分の不安定・冷えなど思わぬ不調が出ることもあります。
糖質は“むくみ”にも関係している
あまり知られていませんが、糖質は、太りやすさに関わるだけでなく、「むくみ」とも密接な関係があります。
糖質は、体内で「グリコーゲン」という形に変わって肝臓や筋肉に蓄えられますが、そのグリコーゲン1gに大して、約3gの水分が結びつくといわれています。
つまり、糖質を多く摂ると、それに伴って体内に水分を溜め込みやすくなり、むくみやすい状態になります。
さらに白米やパンなどの“精製された糖質”は血糖値を急上昇させやすく、それに反応して分泌されるインスリンが、体内に水分やナトリウムをため込みやすくなると言われています。
「食べすぎた翌朝、顔がパンパンに…」という経験、きっと誰にでもあるのではないでしょうか？
この“むくみ”こそ、糖質の摂り方によって左右されるサインのひとつなのです。
むくみが続くと、痩せにくい体に？
むくみは一時的な見た目の問題にとどまらず、代謝や体調にも影響を及ぼします。
水分や老廃物が滞ることで代謝が下がり、冷えや疲れが抜けにくくなることも。
体の巡りが滞ると、老廃物が排出されにくくなり、脂肪の燃焼効率も下がり、結果として“痩せにくい体質”になってしまうのです。
特に大人の女性は、年齢とともに、基礎代謝は徐々に落ちていくもの。
そのため「脂肪を減らす」だけでなく、「巡りを整えて、ため込まない体」を意識することが、結果として、むくみにくく、冷えにくく、太りにくい“土台”がつくられていきます。
巡りを整える、“賢い習慣”を今日から少しずつ
むくみの解消と代謝の底上げには、日々の小さな積み重ねがポイント。
以下のような習慣を意識するだけでも、体は少しずつ応えてくれます。
・こまめな水分補給（カフェインレスのものがおすすめ）
・軽めのストレッチやウォーキング
・湯船にゆっくり浸かる
・カリウムを含む食材を意識的に摂る（例：ほうれん草、アボカド、バナナ、さつまいも、海藻類など）
さらに、糖質や脂質のバランスを意識しながら、“巡り”にもアプローチできるインナーケアアイテムを活用するのもおすすめです。
無理なく、賢く、キレイに。この夏をもっと軽やかに
「とにかく痩せたい」と食事を厳しく制限すると、かえって体調を崩したり、リバウンドにつながったりすることも。
今の自分にとって「本当に必要なもの」を見極め、無理なく、でもきちんと整えていく。
それが、大人の女性にこそ必要な“自分を大切にするダイエット”です。
糖質や脂質も、賢く味方につけながら、すっきりと軽やかに。
この夏、自分らしく心地よく軽やかに過ごすための第一歩を、一緒に始めてみませんか？
